上手に発音ができると子ども達は大喜び!発音がいいことでリスニング力も上がる
発音記号を見ると、なんだか難しそうで、最初は構えてしまう子もいる。
でもひとつひとつ練習していくと、意外と簡単で、何より変な記号が読めたり、
自分が今まで出したことのない音を出せることが楽しく感じてくるらしい。
高校生くらいになると、「パーフェクトな発音で英語の歌をカラオケで歌う!」と張り切る子もいる。
そう、発音がうまいと自信がついて、英語が楽しくなってきて、学習意欲も上がってくる。
発音が悪いとそもそも英文が読みにくい。
日本語の発音の仕方ではきちんと読めない単語も多い。
英語はリズミカルだ。
英語は英語らしく読める方がテストの問題文、特に長文なども理解しやすくなる。
リスニング力が重要視されている。
入試問題でもリスニング問題の割合は以前よりかなり増えている。
リスニングだから、たくさん聞いていれば対応できる・・・
確かに聞く量は大事だ。
でも、更に言えば、自分が発音できる音の方が聞き取りやすいはずだ。
カタカナ英語ばかり口に出していたら、いざ本物の音を聞いた時にそれが同じ英文だと気付かないこともある。
リスニング問題で流れた英文が聞き取れず、後から文字で見たら、簡単にわかる内容だったなんてことも起こる。
自分が発音できていたら聞き取れた可能性は高い。
当然、話す時も発音が良い方がコミュニケーションも取りやすい。
せっかく勉強しても通じないのでは残念だ。
しかし、発音指導が行き届かないのは、残念ながら仕方のないことでもある。
先生たちだって、おそらく発音指導までなかなか手が回らないだろう。
塾だって、発音まで教えられる先生は少ない。
せめて電子辞書などの音声機能を使って真似をしてみる。
それだけでも、読めないまま放置するよりは効果はあるはずだ。