その日々の積み重ねが学力にも影響してくるかも
街でお母さんと小さい子どもがお昼を一緒に食べている姿をよく目にする。
楽しそうに会話をしている親子もいれば、
子どもにスマホを渡して、何も話をしていない親子もいる。
スマホを持たせていなくても、まったく会話をしていない親子もたまにいる。
子どもはただ足をぶらぶらさせて、黙って食べているだけ。
もちろん親子で会話しろって言ったって、親も疲れているかもしれない。
子どもは元気に走り回っていて、親の話なんて聞かないかもしれない。
そもそも、仕事が忙しくてゆっくりそんな時間なんて取れないかもしれない。
子育ては体力勝負、根気の勝負。
それはよくわかる・・・
親の気持ちは親同士ならわかる。
でも、子どもはなかなか理解しない。
小さい子どもはとにかく、親の意思を自分に向けていたい。
親がどれだけ自分のことを思ってくれているのか試すように。
親だって他の人と大人の話をしたい!
でも子どもは邪魔をしてくる。
「もう、おはなし終わり!」
「あのね~あのね~。」
だから、「なになに?」と聞くと、
「えっとねー、えっとねー、何だっけ?」
・・・特に用事はない。
自分の方を向いて欲しいだけ。
どんな状況でも、まずは子どもの話を聞く。
つまらなくても・・・
よーく聞く。
そして、よーく反応する。
これは本当に大事!
仕事で一緒の時間が短くても、少しでもいいから。
一生懸命聞く。
決して、疲れてるから後にしてとか、
あっち行ってなどと突き放してはいけない。
親にとってはたいしたことじゃないかもしれない。
でも、子どもにとっては、親に否定された気持ちになる。
これが続いたらどうなるか・・・
親は自分の方を向いてくれない。
話を聞いてくれない。
それなら、もう話さない。
話を聞いてくれない親の話は聞かない。
勉強しろって言ったって聞かない。
何を言ったって親の言うことなんか聞きたくない。
親や先生の話をよく聞く子にしたいなら、
よく話を聞いて育てよう。
人の話をよく聞ける子の方が学力だって上がりやすい。
やっぱここは親次第。