勉強法・指導法

音読のすばらしい効果について

どんな勉強の仕方をしていても音読だけは絶対やって!

脳科学的には、文章を黙読するよりも音読をした方が、
血流がよくなって、脳全体が活性化されるらしい。

だから同じ内容を勉強していても
「音読」した方が圧倒的に効果が高いそうだ。

人はなるべく多くの感覚機能を使う方が脳は活性化するらしい。
だから、音読は、目・口・耳を同時に使うので脳がより活性化する。

目で文字を追う
声を出す
耳で自分の声を聞く

一方、黙読は目しか使わない。
だから脳も一部しか働かないということなのだろう。

例えば私たちがスポーツをする時には、
体を動かし、何度も何度も練習して動きを体に覚えさせる。

プロの動きをどんなに眺めていても、上達は難しいだろう。

とにかくやってみる。何度も何度も。
練習してうまくなっていくのは当たり前のことだ。

実は英語も同じようなものだ。

勉強なのだから、体を動かす必要なんかないと考えるかもしれない。
英語の場合は体ではなく、声を出すことが運動における練習と同じと言える。

理屈だけではなく、声に出すことでその仕組みを体に覚えさせていく。

試しに、少し難しいなと思えるもので、少し長めの英文を
30回読んでみるといい。

これは、やった人にしかわからない効果が実感できる。

最初は、文字を追うのが精一杯。
意味を確認しながらたどたどしく読んでいても、

それが10回、20回と進んでいくにつれて、だんだんと文字ではなく内容が入ってくる。

30回読み終える頃には、わからなかった単語も簡単。
内容もビジュアル化してイメージでき理解できるようになる。

「なんだ簡単じゃん!」と思えるはずだ。

ややこしい単語も、文章も音読を繰り返すだけで覚えてしまう。
なんて効率のいいやり方。

繰り返し声に出して読むだけ。
多少喉は疲れるが、効果は抜群!

もう一つ思わぬ相乗効果もある。

発声が鍛えられて歌がうまくなったりする。

音読30回したら、その後は試しにカラオケに行ってみよう!