子供の英語について

英語ができる子を育てるために、親ができること

英語ができる子を育てるために親ができること

勉強が得意な子と得意でない子は何が違う?

当然ながら生まれた時はみんなまだ何も学んでいない。
生まれつき何か明かな原因があって勉強に取り組めないとか特別なケースももちろんある。
ここでは、一般的な話だということを最初にご理解いただきたい。

それと、勉強ができるから良い、苦手だから悪いということでもない。

高校生くらになって急に伸びる子もいるし、勉強以外のことに才能を発揮する子もいる。
敢えて、「勉強」という一部のことに焦点を当てて考えたことを伝えている。

親の遺伝子とか生まれ持った能力とかそういうものの影響もあるだろう。
でも、8割の子ども達は能力的には差がないとある専門家が本に書いていた。

ということは、生まれてからの親の対応次第で、子どもの能力はある程度変わってくるとも
考えられる。

遺伝子だの先天的なことはどうすることもできないから、
結局、親ができることは「これからどう接していくか」ということしかないと思う。

やみくもに「英語ができる子になって欲しい」と願う前に

英語ができる子になって欲しいと願う前に、その目的を考えてみる必要がある。

何のために英語を勉強するのか。
いつどこで使うのか。

例えて言えば、
頂上(目的)がわからないのに、とにかく山を登れと言われても、どこへ行くのかもわからず
喜んで登って行くだろうかということだ。

英語を勉強しておくとこんな良いことがある! こんなところで役に立つ!

そんなメリットに子どもがワクワクすれば、親が特に何をしなくても子どもは
自ら学ぼうとするだろう。

海外に興味を持つ

そんな動機づけの一つとして、近道なのはやはり海外に興味を持つことだと思う。

こうしたことに全く興味がないのに、積極的に英語を学びたいとは思わないだろう。

海外のことを知るための情報はいくらでもある。
旅、食べ物、スポーツ、音楽・・・・

肝心なのは、情報を与えるだけでなく親がまず興味を持つこと。
英語だけではないが、子ともの学びの動機づけで大事なのは、

親がまずそれを楽しんでいる姿を見せること。

良い点を取るために、他の子より英語ができることで優位に立つため、
親の自慢のため・・・・

こんな動機より、楽しいワクワクする動機の方が子どもだってがんばれる。

本人のやりたいという意志が何よりも力になるのだから。