省かれた言葉を復活させないと英語は話せない。
日本人同士で話しているとお互いに通じちゃうから、
意外と気が付いていないことが多いのだけど、
日本人は言葉を無意識に省いているし、言葉を短く言うのが好きなのかもしれない。
たとえば・・・・・
水筒ある?
ごめん、今日はもう水筒全部なくなっちゃった
なんて会話。
これをそのまま英語にしようとしたら・・・・
ちょっと待て!
「水筒持ってる?」
「水筒全部なくなった。」
→ つまり、ウォーターボトル紛失?!
もちろん、話しているのは「水筒の中身」
水とかお茶とか。
だから英語だったらちゃんと中身の話をする。
「水はまだ残ってる?」とか。
他にも、
運動会、晴れないかなあ?
ちょっと待て!
運動会は行事であって、天気じゃないから晴れたり曇ったりしないぞ。
英語で話すなら、
運動会の日、お天気晴れたらいいなあ
などと晴れるのは天気であることを言わないといけない。
もう一つ、有名なエピソード・海外のファーストフード店での失敗
何食べる?
おれ、ハンバーガー
→ 注文
これをそのまま英語にした。
「I am hamburger.」
確かに、「おれ=I 」「ハンバーガー=hamburger」
つまり、
「私はハンバーガーです。」と言った。
気の利く店員さん、すかさず
Oh, you are?
(あら、そうなの?)
(あら、そうなの?)
言いたいことは、
「おれは、ハンバーガーを食べるとか買う。」だよね。
英語を話したいと思ってるなら、まずは英語に訳せる日本語を考えよう。
普段から言葉を省いていると自分の意図していることがわからなくなる。
英語力は結局、日本語力。