日本の英語教育

日常で目にする英語、間違っているものも多い。

先生の英語、模試や入試問題、参考書や問題集の英文でさえ、間違っている?!
簡単に信用せず疑問に思ったら確認しよう。

母国語でさえ知らずに間違って話しているものもあるのだから、日本人が英語を間違ってもある程度は仕方ないと思う。100%正解は無理だろう。

でも生徒の受験などに影響してしまうような、明らかなミスは気を付けないといけない。

模試や入試問題などは、間違っていても終わってからはどうしようもないが、
せめて参考書などの間違った英文は鵜呑みにせず、気になったら調べて欲しい。

実際に、これは明らかなミスだ。ネイティブスピーカーにチェックしてもらっていないのか?
と思えるものにいくつも遭遇したことがある。

たとえば、
中学生の模試の長文の中で、あるフレーズを置く位置が間違っている。

入試問題で明らかに表現がその内容に対して不適切である。
参考書の例文が説明と食い違っている。・・・

他にも学校の先生が間違った英語を教えていたり、使ったりしている。

塾の先生が間違った内容を説明している・・・

明かに勉強不足から来る間違いもあるが、特に学校の先生の激務を考えると、
先生だけを責められない。

だからといって間違った内容を教えて良いというわけにもいかず、難しいところである。

先生の対応に問題があることもある。

私の生徒の経験談だが、疑問に思ったことを学校の先生に聞いたら、

「それは、そういうものだから。」と言って何の説明もなかったそうだ。

先生であればせめて調べ直す。生徒が納得いく説明をするくらいの対応は必要だ。

塾でもある先生が間違った解説をしていたので、やんわりと指摘したことがある。
でも、プライドが邪魔をして、素直に聞き入れない先生もいる。

「中学生なんだから、深く追求することないし、別にいいじゃないですか。」
という返事だった。

いやいや、だからって間違ったこと教えちゃったら、その子たちが後々困るでしょう!

先生も完璧じゃない。ちゃんと選んで、やはり自分でもしっかり学ぼう。