日本の英語教育

小学校の英語の授業

う~ん、内容聞いているとやる意味疑う。国語の授業に変えた方がいい!

少し前から小学校高学年で英語が「教科」になって、
中学年でも英語に慣れましょう! みたいな活動があるらしい。

英語の歌を歌ったり、踊ったり、外国人の先生が来たりして楽しいから
結構子どもたちには人気があるという話も聞く。

5,6年生の授業でも、文法などはほとんど教えないらしい。
英語嫌いを作らないように、楽しい!を意識しているからだそうだ。

でも実際、英語嫌いは多い。6割くらいの子は好きじゃないとか。

だって、「何言ってるかわからないから面白くない」だそうだ。

歌とか楽しい授業はいいけど、英語は別に好きじゃない・・・

外国人の先生が英語で話す。
授業は全て英語で。

日本人の先生も英語の授業はすべて英語でが基本とか。

日本人の先生がたとえ間違えていても、外国人の先生は口出ししたり、
先生の間違いを直したりしてはいけないそうだ。

これも授業参観で見たことがある。

はっきり言って、慣れていない先生はお気の毒だと思う程。
英語の授業は英語でやるようにって誰が指示してるのか。

大学出てたら英語が話せると思っているのか。
英語の先生はみんな上手に英語が話せるのか。

もちろん英語が得意な先生もいると思うし、いい授業している先生もいるはずだ。

でも、英語だけで授業したからって、まず英語はできるようにはならない。
下手同士でスポーツをやっても上達しないように。

新中1の生徒さん、塾でも教えていたけれど、まず小学校の授業で学んだっていう形跡は感じない。

ほぼ何も知らないから、結局最初から教えることになる。

でも教科書はすでに小学校でかつての中1レベルのことは学んだっていうのが
前提になっているから、当然最初からつまずく。

で、英語わからないから好きじゃないってなる。

結局英語嫌いを増やしているんじゃないの?って思う。

貴重な授業時間使って効果の出ない授業やっているなら、
むしろもっと国語をやった方がいい。

最近は語彙力のない子が増えている。

英単語覚えてもいいけれど、
日本語もちゃんと学ぼうね。