親が出来る事

いい大学に行かないといい仕事は見つけられないのか?

高学歴が逆効果になることも・・・
仕事をしたら学歴は関係ないことも多い。やっぱ人としての魅力大事!

時代が変わってきているから、いつまでも高学歴じゃないといい仕事に就けないとか
必ずしもそうではないかもしれない。

それでも人気のある企業などは書類で相当な数の人を落としてしまうから、
学歴が響くことも当然あるかもしれない。

一方で、就活生の話を聞くと、学歴や学部は関係ないという声も多い。
学歴より、その人が何ができて、どうその組織に貢献してくれるのかが重視されるのだろう。

学生の間は、こちらがお金を払って学びに行く。
いわば消費者である。

でも、仕事を始めたらこちらがお金をいただく立場に変わる。
雇った側だってお金を払って働いてもらうのである。
ちゃんと払った分だけの仕事をしてもらわないと意味がない。

社会に出ると、学歴があまり意味を持たなくなってくることも多い。
仕事をしていて、どこの学校を出ているかなどと聞かれることはあまりない。

「そんなことより、ちゃんと仕事をしてね」ということだろう。

昔の会社の同僚で、事あるごとに
「オレ、〇〇大(難関大)出てるからさ!」
という人がいた。

それ自体はすごいと思う。でも、何度も何度も繰り返す。
やめた方がいいよ。あなたの学歴の価値が下がるから・・・

すごい学歴なのに、仕事ができない。まあ、向いていないということだろうけど。
「その高学歴がむしろ恥になる。」
なんて言われていたくらい。

逆に、イマイチの学歴(と世間が思う)なのに、仕事がすごくできたりすると、
評価が上がったりもする。

学校に行っている間は、周りに「すごね!」などと言われホクホクすることもあるだろう。
でも、社会に出る時は、学歴は評価の一部になる。その人の人となりが全体的に評価される。

もちろん、評価は職業によって様々ではあるが・・・

子どもの学歴が気になる親は多いだろう。
でもそれだけでなく、人として大事なことをどれだけ学んで来たのか・・・

勉強や学歴だけじゃない、人としての総合力。
親も子どもも意識を拡げて考えよう。